太平洋戦争は、いうなれば日本の自殺未遂であるともいえよう。
時の指導者たちが認識不足に陥り、あるいは八紘一宇という理想のもとに、またあるいは諸外国の包囲網による逼迫した状況がそうさせたとはいえ、明らかに勝ち目のなかったあの戦争は、一国家の壮大な自殺未遂劇であった。
オレ達は一度、自殺を図ったことがあるのである。自国民のみならず、あらゆる国家を巻き込んで。
なぜ核開発なのか、という理由はここにある。
単に自殺であるなら、今から中国やアメリカにケンカを売れば前回同様の結末を迎えられる。また、自衛隊を解体し日米安保を破棄すれば、いずれ20年後は名実ともに朝鮮や中国、アメリカなどの奴隷国家になる。
しかし、オレが語る自殺は、オレたちの尊厳を維持する最大限の抵抗を意味している。上記のような手法では目的を達せられない。
朝鮮や中国は「日本は100年後になっても我々に謝罪しなければならない」と言う。
事実、戦後60年以上を経てもこのような考えであるならば、それは本心なのだろう。
あえて言う。
オレ達には関係ねえんだよ。
数年前、朝鮮へ修学旅行に行った中学生たちが現地で土下座する姿を見て、怒り心頭に発したのはオレだけか。知らないから怒るのではない、知ってなおかつ、これほどの退廃的場面を見せられる悲しさにやりきれないのだ。
土下座は隷属を意味する。いかに取り繕おうとも、そこには健全な意味など微塵もない。
前向きな関係?当事者でない、ただ日本人の子孫であるというだけで中学生が集団で土下座をすることが前向きな関係を築くきっかけになると本気で考えているのか。
このように、オレは朝鮮や中国が嫌いだ。できれば根絶やしにしたい。
が、しかしこれらと戦争をしようとは思わない。勝つ負けるの問題ではなく、根絶やしにしないのなら戦う意味がないと思っているからだ。
日本が勝てば100年でも1万年でも恨み言を子々孫々伝えるだろうし、日本が万が一負ければ間違いなく、オレ達は家畜扱いとなる。どちらにせよ、下劣な民族とは関わるべきではない。
いいだろう。
オレ達が鬼畜日本兵の子孫であり未来永劫謝罪し続けなければいけない民族であるというならば。
しかしオレは絶対に受け入れない。土下座するくらいなら、死んだほうがマシだ。そしてどうせなら、お前ら下衆どもが絶対に真似のできない散り様を見せてやる。
だから、戦争ではなく自殺なのである。しかも、自国の核ミサイルで。
養豚場国家どもには絶対に真似のできない自殺だ。
同意しろ。
お前も、覚悟を決めろ。